【本】『断る力』
『断る力』の著者勝間和代さんの、片手を突き出して No と言う赤い表紙の姿は、私の憧れです。
『断る力』(勝間和代著 文春新書 2009年2月19日)。発売後11年経っても古びない内容。むしろ今、こうキッパリ言って下さる方が少ないので、爽快感さえ味わえます。
Noとキッパリ言えれば簡単なんだけど...
どれだけ悩んできたことでしょう。
空気を読むのがとても得意。
非言語情報を読み取る能力が高い上に、
3人兄弟の長女。
自分が断ったことで空気が悪くなるのなら、それで嫌な雰囲気になるくらいなら、
自分が我慢すればいいや、と、
残業や持ち帰り仕事をこなしたり、
睡眠時間を削り、コーヒーやエナジードリンクを飲みながら、急な頼まれごとを嫌な顔せずに引き受けてきました。
実行力はある反面、人が絡むと私だけ辞めると言い出せない自分の断る力の弱さ。
自分自身を守っているのは自分だけ
自分自身を守ってあげられるのも自分だけ
生まれた時からの長女気質のいい子ちゃん。すぐにNoといえる自分に変えるのは
少々ハードルが高い。
スモールステップに落とし込み、まずは
「お願い」を。本に書いてあったように、
身体を微妙に揺らしながら、緊張を緩め、
気持ちも緩めていくところから成功体験を積み上げ、「断る力」を身につけていきたいです。