たまの宝箱

たまたまの出会いを宝に変えてきた「たま」が、自分の好きをご紹介

【マラソン】元旦マラソン

地元のマラソンチームに所属しています。チームのメインイベントが、毎年1月1日に開催される、市内で最大のマラソンイベント「元旦マラソン大会」への参加。


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幼児と保護者対象の0.5km親子の部から

高校生以上の10kmまで6種類。合わせて2000人近くが元旦8時20分から集まり、各コース時差スタート。

 

第55回を迎えた今年度は、元公務員ランナーとして有名な、川内優輝選手が10キロの部に参戦してくれて、気軽に写真撮影にも応じてくれて大盛り上がりで良い年明けでした。


ラソンを始めた時、特にこの季節はクリスマスや忘年会など、友人たちとの集まりも多く、走りたくないなぁと思う朝が増えました。まず暗くて寒い。会食の日は夜更かしになり、翌朝なかなか布団から出られない。


普段食べないクリスマスシーズンのハイカロリーな食事や飲み物で体重は増加。体が重いので走りにくくなり、走らないからまた体重が増える、という悪循環です。


なんか今日はテンション上がらないなぁ。

走る気が起こらないなぁ。

年末の忙しさにかこつけて、走らない言い訳はたくさん浮かんできます。

そんな時、私をチームに勧誘してくれた方に言われました。


「テンションが上がって走るのが悪いことではない。テンションが上がって走れる日は、ワクワクして走ればいい。

でも「ワクワク」という感情に頼ってしまうと、テンションが上がらない日はどうするの?走らなくてもいいの?


ワクワクしなくても、食後や寝る前など、決まった時間に歯磨きするよね?

歯磨きみたいにワクワクに期待しないで、淡々と走ればいいのよ。


走っているうちにワクワクしてきたり、

テンションが上がることはいいのだけれど、くれぐれも自分の気分に期待しないように。走ると決めたら走る。とてもシンプルなことよ」

 

今日はどうしようと毎回迷ったり、意志力が必要だったりすると効率が悪すぎるし、その日の気分に左右されてしまいます。


走ると決めたら走る。

やれといわれたことはやる。

やるなといわれたことはやらない。

とてもシンプルなこと。


英会話、ダイエット、ランニングなどに、たくさんの人が飛びつき、3日、3週間、3ヶ月、3年と脱落していきます。私達のマラソンチームも、4年ですっかりメンバーが入れ替わりました。だからこそ「継続」に価値があり、継続は「信用」に結びつきます。


ラソンを始めたことによって、時間の優先順位も見直し、体重も減り、深く眠れて健康になるという、とても良い副産物も得ることができました。

 

残念ながら2021年の第56回元旦マラソンは中止。でも「継続」の歯車が身体の中に組み込まれれば、あとは靴紐を結んでドアを開けるだけ。それぞれの場所でそれぞれのペースで走れればよいのです。

 

大会そのものはなくても、新年から仲間たちと繋がっていられるかと思うと、今から「走り初め」が楽しみです。